Pocket

もくじ

事務所所属とフリーランスのそれぞれのメリットデメリット

 

皆さんこんばんは。宮島です。
実は、ナレーターさんになるのに、「事務所に所属するか?フリーで活動するか、どちらが良いか?」を聴かれることがあります。
例えば、「フリー」と言いましても、ナレーションのキャスティング事務所に登録したりする選択肢もあります。全くのフリーで仕事を取るとなると、まずはご自身のプラットフォームを見つけることが大切です。

プラットフォームと言うのは、簡単に言えばウェブサイトです。ご本人のHP.または、YOUTUBEなどの、直にボイスサンプルとして聴ける場所。やはり見せる媒体が無いと、実際にお仕事として得ていくのは難しいので、そういったご自身のプラットフォームを持つことに抵抗が無い方でないとそもそも難しいと考えます。

逆に、事務所に所属をメインで考えた方が良い方、というのはご自宅で声を満足に出すことが出来ない、ボイスサンプルレベルでも収録が難しいような、住環境の方だと考えます。
フリーランスになる場合で、収録中心のキャスティング事務所に受からないと、まずはご自分である程度完パケの状態に音源を持って行く必要があるので、

そういった環境が0で、どうしようもない。という方の場合には、完全なるフリーは難しいと考えます。
ここ最近では、「宅録を出来る方を優遇します」とか「宅録で納品可能な方」と言う風にあらかじめ書かれていることもあるのです。

事務所に所属してしまうと、かえってもったいない方。

事務所に所属をする際に絶対確認が必要な事と言うのがいくつかあります。
まずは単純にその事務所さんが仕事が取れるかどうか。と言う所です。フリーランス状態で、ある程度ご自身で仕事が取れる場合(金額にかかわらず)、事務所に所属をしたとたん、事務所に中間マージンが取られることがほとんどです。これは本当に気を付けていただきたいのですが、「すべて事務所を通してください」と言う所も結構あります。又、オーディションを受ける際に、今までの仕事実績などをオープンに申告すれば、事務所によっては願ったりかなったりで、即採用という事もあるわけです。それなのに、事務所からは仕事が来ない。
事務所に所属をしていないと、色々な不安要素があり、何となく安定したい。という意識で、所属先を探そうとされる方がいらっしゃるのですが、何回か止めたことがあります。

そもそも現状フリーで仕事が取れているのであれば、所属をしない方が良いと思います。(特に今の時勢)声優さん業もやりたい、テレビの仕事も取りたい、という事でしたら、むしろ大手の声優事務所さんで無いと無理なので、そういうチャンスがあるのであれば、ご自分のお仕事も含めてマネージメントしていただくメリットは多いと思います。

事務所に所属をすると、ほとんどの場合、「自分で仕事を取ってもいいけどHPを作って積極的に営業の活動は禁止」と言う事になります。当然と言えば当然なのですが、マーケティング能力やセールス能力がある方は、事務所所属よりも、ご自身のコネクションを広げて、「フリーでも大きい仕事が取れる」と言う方が理想化と思います。

応援お願いします

にほんブログ村 音楽ブログ 音楽教室・音楽学習へ
にほんブログ村
Pocket