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滑舌のお悩み強敵求む。

実際の所、滑舌の不具合にも様々レベルが存在するのですが、例えば幼稚園~小学校低学年のころまでに「言葉の教室」を勧められるような滑舌不具合がある方の場合で、
親御さんがそんなに重大な事であるという認識をせず、受験や、最近で授業で多い「プレゼン」などをする際に周りが気になるレベルで困って、ようやく重い腰を上げる。という事があるのですが、
お子さんの滑舌問題の場合は、本当に放置せず、早いうちに、言語聴覚士の方のレッスンを受けられるか、MFT口腔筋機能療法の該当する歯医者さん、または言語聴覚士の方のレッスンを、一度受けてご相談されるのが本当にお勧めです。

と言いますのも、鼻の軟骨形成も、ある程度体が大人になるころまでゆっくりかけて行われる、という事実があるのがわかっていて、
そうなると、鼻中隔湾曲症などの症状も、幼少期からの呼吸の仕方(鼻呼吸をせず口呼吸をするなど)も当然影響をうけますし、何より、舌の筋力は使っている部分は過度に働き、本来使わなければいけない所が使われていないと、不足になり、又口呼吸をメインで行う事になり、口の中の環境(虫歯やその他)などにも影響し、と、考えると色々なデメリットがあることがわかります。

この場合はお子さんの時代からの不具合ではありますが、私も大人の方を実際にレッスンしていて、きっと通常の会話でも良く聴きとれない発音をされているのだろうな?

と思う事例は割とありました。そういった事を総合的に考えても、たとえ学生時代で合っても、何等か発する音に不具合がある場合、先ほどお話しをしたような機関にご相談されることは大切かと思います。

ただ、聴いたお話では、言葉の学校と言う所に行くと、実際の「音」の学習ではなく、文章の読解や、理解がメインになっている所もあるようなので、そのあたりも踏まえて色々ご検討されると良いと思います。

日本語は、元々意味が文字になり、という言語なので、外国語の単語学習、英語のフレーズ学習と違い、「音で学ぶ」という概念が少なく、やはり正しく文章を理解し、表現する。というのがメイン学習になっているなと感じます。

我々のスクールの場合、基本的な口の開けかた(「あ」は口を大きく開けましょう)的なものではなく、音としてキレイかどうか。というのをメインのテーマにしております。

レッスンをする側の難易度が上がってくると、「え?ちゃんと発音できていますよ?」というレベルでも、生徒さんが納得されません。生徒さん自身のスキルが上がって来ていて、ご自身の出される音に満足が出来ない。という状況の様です。歌のレッスンも同じです。

歌のレッスンについては、又後日。

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